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ピアノ協奏曲第5番 (ベートーヴェン) : ミニ英和和英辞書
ピアノ協奏曲第5番 (ベートーヴェン)[こうてい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [きょう]
  1. (n-suf,n-pref) cooperation 
協奏曲 : [きょうそうきょく]
 【名詞】 1. concerto 
奏曲 : [そうきょく]
 (n) (abbr) sonata
: [きょく, くせ]
 【名詞】 1. a habit (often a bad habit, i.e. vice) 2. peculiarity
: [だい]
 (n,pref) ordinal
: [ばん]
 【名詞】 1. (1) watch 2. guard 3. lookout 4. (2) bout, match (sumo) 5. (3) (one's) turn
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ピアノ協奏曲第5番 (ベートーヴェン) : ウィキペディア日本語版
ピアノ協奏曲第5番 (ベートーヴェン)[こうてい]

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンピアノ協奏曲第5番変ホ長調 作品73(ぴあのきょうそうきょくだい5ばんへんほちょうちょう)は、1809年に完成した3楽章から成る協奏曲である。『皇帝』(こうてい)の別名で知られる。

* 作品番号:73
* 演奏時間:約40分
* 作曲時期:1808年に作曲に着手、1809年に完成
* 初演:1811年11月28日、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスにて。ピアノ独奏、ヨハン・フリードリヒ・シュナイダー(後の聖トーマス教会オルガニスト)、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団による。
== 曲の構成 ==
急・緩・急の3楽章。第2楽章と第3楽章は続けて演奏され、ベートーヴェンのピアノ協奏曲では演奏時間・編成ともに最大の規模を誇る。
*第1楽章 Allegro 変ホ長調 4/4拍子
:独奏協奏曲式ソナタ形式。慣例に反して、いきなりピアノの独奏で始まるがこの部分は序奏に相当する。提示部は伝統的な独奏協奏曲の様式に従い、まずオーケストラで提示してからピアノが加わる。第2主題は最初短調で示されてから本来の長調に移行するが、第1提示部(オーケストラ提示部)では同主短調変ホ短調で示されてから本来の変ホ長調へ、第2提示部(独奏提示部)では遠隔調ロ短調で示されてから本来の属調変ロ長調)へ移行する。コデッタは第1主題を全合奏で力強く奏するもので、華麗に提示部を締めくくる。展開部は木管が第1主題を奏して始まり、豪快に協奏しながら第1主題を中心に展開してゆく。再現部は序奏から再現されるが、主題の再現自体は型どおりのものになっている。コーダに入る所ではベートーヴェン自身により、カデンツァは不要である旨の指示がある。

*第2楽章 Adagio un poco mosso ロ長調 4/4拍子
:変奏曲形式(ヘンレ版では2分の2拍子)。穏やかな旋律が広がる。全体は3部からなっており、第3部は第1部の変奏である。第2部を第1部の変奏と解釈すれば第2部が第1変奏、第3部が第2変奏の変奏曲形式であり、そう解釈しなければ第2部を中間部とした複合三部形式である。楽章の最後で次の楽章の主題を変ホ長調で予告し、そのまま続けて終楽章になだれ込む。
*第3楽章 Rondo Allegro - Piu allgero 変ホ長調 6/8拍子
:ソナタ形式。同じ主題が何度も弾かれ、ロンド形式の風体を示しているのでロンドと呼んだものと考えられる。しかし形式としては完全にソナタ形式の要件を備えているので、ロンド風ソナタ形式と言った方がいいだろう。快活なリズムで始まる。再現部の前で第2楽章の終わり(すなわち第3楽章の提示部の前)の部分を回想している。終わり近くでティンパニが同音で伴奏する中で、ピアノが静まっていく部分が印象的である。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ピアノ協奏曲第5番 (ベートーヴェン)」の詳細全文を読む




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